西正寺本堂全面改築 その9

  
  7月に入りスミ棟へと作業が進み、
  先部分に鬼瓦がのって完成です。  
  7月2日には、瓦の境に屋根瓦工事
  最後の飾りであるスミ蓋(ぶた)の獅子が
  のりました。
  また、大きな雨どいも取り付けられました。
  スミ蓋は、本堂向かって、左が「あ」
  口を開けた獅子。右が「うん」と口を閉じた
  獅子です。
  雨落ちの水をはける管が掘られて、
  雨対策も万全です。
  向拝柱(こうはいばしら)礎石も姿を
  見せて、そのまわりの工事も始まります。
  7月5日、ついに屋根瓦葺きのすべてが
  終わりました。3ヶ月以上に渡って職人さん
  が丁寧な仕事をしてくださいました。本堂前
  のハスも祝うかのようにちょうど咲きました。
  漆喰が塗られた白壁も映えて見えます。

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