教団と組織 ○教団の成立 鎌倉時代 親鸞聖人示寂(1262年) 親鸞聖人の墓所→大谷本廟(本願寺教団のもと) 室町時代 八代蓮如上人 →東山本願寺・・・発展・圧迫→滋賀・石川・福井・京都山科へ 十一代顕如上人→石山本願寺→和歌山・大阪へ 江戸時代 西本願寺→顕如上人の3男准如上人、秀吉から土地を寄進される。 東本願寺→顕如上人の長男教如上人、家康から土地を寄進される。 明治時代 政府の廃仏毀釈政策に対しても、信教の自由を守った。 現在 二十四代大谷光真門主(即如上人) 門主(もんしゅ)は、いわゆる本願寺の住職であり、教団の法灯を伝承されます。 ○組織 浄土真宗本願寺派 全国1万ヶ寺 門徒1千万人 本山 → → 教区 → → 組 → → 寺院 → → わたくし ← ← ← ← ← ← ← ← (全国27教区 (福岡20組) (福岡415ヶ寺) +沖縄開教地)
上のように本山(西本願寺)を中心に、全国を28のグループ(教区・開教地)に分けています。
さらに各教区内を組(そ)というグループに分け、近くの寺院どうしが手をつないで活動を進めて
います。本山や教区・組の活動運営を護持するために、各寺院は賦課金・門徒講金(本山へ)、
教区費(教区へ)、組費(組へ)を納めています。(賦課金・門徒講金についてくわしくは、住職に
おたずねください) それらは、ご門徒からの門徒会費などに依ります。