年間降雨量16ミリの
灼熱の砂漠町。
葡萄の実るオアシスをつ
くる天山山脈の地下水
■ 高昌故城(こうしょうこじょう)は、魏晋南北朝
   から元の初めまで栄えた城跡。
■ 城壁の跡が崩れかけた姿で残る。
■ 「西遊記」の玄奘三蔵法師が、インドへ行く
   前に立ち寄っている。
■ ラクダを引く老人が重ね着をしているのは、
   水分の蒸発を防ぐためである。白いシャツが
   まぶしくて素敵である。
■ 赤く燃えるような火焔山(かえんざん)
■ 孫悟空は、牛魔王を退治して彼の
   もつ芭蕉扇でこの火を消して通過
   する話が、「西遊記」にでている。
■ とにかく、見ているだけで暑くなる
   ところである。
■ 火焔山の奥にベゼクリク千仏洞はある。
■ この仏教石窟寺院は、6世紀から14世紀
   まで、開かれていた。
■ 内部の壁画や仏像はイスラム教徒の偶像
   破壊や探検家によりはがされ、壊されて
   いた。
■ 街なかのバザールに出た。
■ 極彩色の生地が所狭しと並んでいる。
■ 漢人だけの秘伝であった絹の生産
   技術が、国外である西域に初めて
   でたのは、2世紀ごろだそうだ。
■ ということは、このころ絹の道・シルク
   ロードはようやく活気がでてきたので
   あろうか?

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