サールナート

この地は、ブッダ釈尊がはじめて人々に法を説いた場所です。
鹿と5人の修行僧へ法話したことで、サールナートは鹿野苑(ろくやおん)とも
呼ばれます。また、法の輪がここから広がったので、初転法輪(しょてんぽうりん)の地
とも呼びます。釈尊ひとりの覚りではなく、仏教が多くの人々の生きる支えと
なったことも含めて、初転法輪は重要な意義があります。

   夕方で暗いですが、ダメークと呼ばれる
     ストゥーパ(仏塔)が立っています。
     高さが40mほどあります。

  ■ 鹿野苑と呼ばれるだけあって、この
     まわりは、広い緑の公園になっています。
     鹿がいるらしいけど、遇えませんでした。
 
 ストゥーパの横に仏教寺院があり、
   壁一面に釈尊の生涯が描かれ
   あります。細かい描写はとてもきれいです。
  
  ■ 仏教寺院とは反対側のストゥーパ横に
     アショーカ王石柱の基部が残って
     います。円柱石柱の表面に当時の様子が
     サンスクリット語などで書かれていて、
     歴史学的に重要な資料です。
    
  ■ アショーカ王は、紀元前3世紀のインド
     の王様で、お経の編集やスリランカへ
     特使派遣など仏教を保護し広めました。
     各地に石柱を建てました。
 ストゥーパ前の道をはさんだ向こう側に
   考古学博物館があります。

 アショーカ王石柱の一番上には、本来
   四方を向いたライオンの像があり、
   とれてしまったものをここに展示 してあります。
   ライオンの足元の円形の彫刻は、法輪です。
 博物館にある初転法輪像は、
   5世紀につくられたものです。

 釈尊のおだやかな表情が心にささります。


   サールナートのすぐ近くは、海のように
     広いガンジス河が流れています。

   ここベナレスは、ヒンズー教の聖地
     なので、朝は静かに河に祈る僧侶
     沐浴するヒンズー教徒であふれます。


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