ラジギール

釈尊当時、インドの大国マガダ国の首都王舎城が置かれた所が、現在のラジギールです。
釈尊が仏法を説いた霊鷲山(りょうじゅせん)や、マガダ国のビンバサーラ王から
寄進された竹林精舎などの仏跡が残り、大切なお経の多くはこの地で説かれました。
近くには、ナーランダー仏教大学遺跡もあります。

 ラジギールの平原です。畑が広がり、
   のどかな最もインドらしいところです。

 中央の建物は、泊まったホテルです。

   王舎城の城壁跡です。

  ■ きれいに並べて石積みしてあります。
     当時インドを二つに分けるほどの大国で
     あったことが偲ばれます。
 
   王舎城跡です。有名な王舎城の悲劇、
     アジャセ王子と母イダイケに釈尊は、
     『観無量寿経』を説かれました。
 
 右下の岩山が霊鷲山です。山頂には、
   釈尊が法を説かれた座石があります。

 『無量寿経』を説かれたこの場所で、
   お勤めをしました。感激で胸いっぱい
   でした。
  
  ■ 竹林精舎です。子どもたちが遊び、
     当時の面影そのままです。
  
  ■
 釈尊も雨季には、ここで法を説かれたり、
     安居(あんご:修行)をされたりしました。
  
 ナーランダー仏教大学跡です。
   5世紀ごろに建てられました。

 7世紀には、玄奘三蔵法師がここに
   滞在し、多くの僧侶が学びました。
 大学跡の敷地はたいへん広く、今でも
   近くの大学から学生が散歩に訪れ、親し
   まれています。


地図へ