紋黄揚羽(モンキアゲハ)


先日、散歩に出ると川縁をモンキアゲハが
飛んでいた。

後翅に黄白の紋がある大きなアゲハで、
子どもの頃、そのスタイルや色合いが
お気に入りであった。

さらに、その帰りには何とツマキチョウが
飛んでいるではないか。ますますおかしい。
どちらも、最近ほとんど見ることがなかった
のだが、ここ数年の異常な気温の所為なのか。
それとも好んで食べる植物が減ったのか。

モンキアゲハの幼虫は、ミカン類が食性だし、
ツマキチョウは、アブラナ科の植物を食べる。
どこにいてもおかしくはないのだけれど、
本当に出遇わなくなった。

こういう、うれしい出遇いを大切にするには、
そのまわりの環境も大事にしていかなくては
ならないことをチョウたちはそっと教えてくれる。


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